日産 ノート CVT 平成20年式


A.足回り
 1.FWC・SE(SEAMの例としてでも結構です)


  NOTEのショックに3枚FWC・SEを装着 ---- 初めゴツゴツ感が出た
が今までのようにエナジーが安定するのに時間が掛からなかった(2日程度)。
下回りの動きが自然な感じで、トラクションが掛かっているのがハッキリと分か
る。今回のチップは今までのSEMシリーズとは違い、「ソリッド感」のある乗
り心地で、とてもシッカリとしている。この部分には今後「SEM・V版」を追
加でテストしてみたいところだ。

 2.エアー&ホイールチップ

  17インチホイールに「エアー&ホイールチップ」を各ホイールに5枚ずつ
装着しました。 Z33にも付けているのですが、これは効きますねえ! ゴツ
ゴツとした嫌な突き上げ感もかなり収まり、期待通りでした。 何故か雨の日に
効果が良く分かります。

 3.SEAM

  17インチホイールに「エアー&ホイール」を付けていますが、その上にS
EAMを各ホイールに6本ずつ装着しました。 このSEAMは「マルチユース」
という事で色んなところに利用でき、とても便利です。
装着してビックリです! 1時間も経たないうちに効果がはっきりと体感出来ま
した。「エアー&ホイール」でかなり乗り心地もマイルドになっていたのですが、
次元が違います! ホイール剛性だけでなく、まるでタイヤの質まで変わってし
まったかのようで物凄く乗り心地が良くなりました。 時間が経つにつれて足回
りの動きまでとても良くなり、車が軽くなったような印象を受ける事ができまし
た。この部分には自信を持ってお勧めできますね。

B.ボデイ剛性

 1.Aピラーに「SEM・Vnano」+「SE版」
 
  ここは剛性アップの定番箇所で、いつものようにSEM・Vnanoを中心
にチューンしています。 この後Aピラー中央にもSEM・Vを追加しましたが、
やはり効きますね! ステアリングの座りもドッシリとした感じで、とても落ち
着いた感じを受けます。 コーナーでも安心して突っ込んで行くことが出来、お
勧めのポイントですね。

 2.BピラーにSEM・Vnano


  Aピラー装着に伴い、ここにも装着しました。暫くの間何故か「ピョンピョ
ン」というように跳ね気味の乗り心地の印象を受けたので、後ほどエナジーの小
さなチップに交換したところ落ち着きを取り戻せる事が出来ました。 やはりB
ピラーにはあまりエナジーの大きなチップは向いていないのかもしれません。
今はこの部分には「旧・シルバーキューブ」を付けています。(中々良い感じで
すよ)

 3.Cピラーに「EGB・nano」


  この部分は効きました! Bピラーとは違って、この部分にはお勧めですね。
リアの追従性がかなり良くなってワインディングで「ヒラリ・ヒラリ」と実に面
白いようなハンドリングになりました。 もう少し大き目のエナジーでも良いか
もしれません。 このポイントもお勧めです。

 4.ダンパーの取り付け部分に「ダンパーチップ」

  足回りの完成にストラット付け根の補強に「ダンパーチップ」を試しました
が、このポイントは必須ですね。 外部からの大き目の入力もシッカリと受け止
めてくれるようになり、ボデイ剛性が2回りも上がったかのような印象を受けま
す。貼り付ける平らな部分が少ないので、私の場合「ダンパーチップ・SEM」
を利用しましたが、この部分にも大き目のエナジーが良いと思われます。
ここもお勧めです!

 5.フロア部の補強にSEAM+SEM・V




  NOTEは軽くて軽快なのですが、どうもボデイ剛性が弱くて、17インチ
ホイールにしたこともあり、「ブルブル・ワナワナ」と下まわりからいやな振動
が出ていたので分路アブの4隅に重点的に補強しました。 なかなか思うように
はならなかったのですが、フロントメンバー(サイド)と運転席の下あたりの中
央よりの部分にSEAMを2連ずつ装着する事で満足のいく剛性が得られました。
NOTEの場合、下回りの補強は絶対に必要ですね!



6 フロントサイドメンバーに「SEM・multi」装着

  フロントサイドメンバーにはこの部分しかエンジンルームの上からは手が届
かなかったため、前寄り気味ですが装着しました。コーナーでのフロントの入り
具合が機敏になり、不思議とヘッドランプの明るさも良くなった。



7.リアメンバーにEGB(旧タイプ)

 

リアの横剛性が上がり、コーナーでの追従性が一段とアップしました。






C.電子系 BLB(ハイパー+標準)


 1.バッテリーの「−」極に「ハイパーBLB」を、「+」極に「標準版」を
装着しました。 このチップは期待を裏切りませんね(笑)。 低速トルクも吹
け上がりも良くなり、アクセルをあまり踏み込まなくても良い感じです。
「ウオーターライン」に似た効果が得られ、私のお気に入りの一つです。
これはもう絶対にお勧めですね。

D.ウオーター系

 1.ロアホースに「ウオーター・Vnano」2連
  SEM版のウオーターは僕の場合、ロア側に付けるのが良い印象です。
このウオーターは「低速〜中速トルク」のアップが顕著で、AT車ならシフトタ
イミングまで速くなるという位効果が出ます。今回のNOTEはCVTなので、
シフトタイミングまでは分かりませんでしたが、フィールが全然違う印象になっ
ています。スムースは勿論ですが、どう言えば良いか。。。とてもシルキーで、
且つトルクフルな印象です。 この後アッパー側にも「SEM・V版」を1連追
加しましたが、申し分ない印象です。

 2.アッパー側に「ウオーターSEM・V版」をSEAM版に換装

  アッパー側のみ「ウオーターライン」をSEM版からSEAM版に交換して
みましたが、これが大成功でした。 トルクの出方がSEM版よりもずっと強力
な印象で、モリモリ感が分かります。 取り付けに際してはSEAM8連を2箇
所に装着する事をお勧めします。 1箇所に16連よりも広くエナジーが行き渡
る感じでこの方がより効果が体感できました。 ここにSEAM版は絶対にお勧
めですよ!

E.エアー系にSEAM版

 1.インマニにSEAMを装着
  インマニに「マルチユースチップ」のSEAMを2連ずつ取り付けました。
初めエンジンに近いところに付けていたのですが(写真の部分に)、後でサージ
タンク寄りに付け替えたところ、物凄く効果が体感出来ました。 静かにしてい
ると車内で「加速時」に「ヒューン」という小さいながら少し高めの音が聞こえ
るようになり、とてもスムース感が出るようになりました。
今までの「エアー系」では感じられない効果が体感できます。 この後「吸気系
ライン」にSEAMを追加してみようと考えているほどです。
ここもお勧めですね。




F.フューエルラインSEM・V
 
定番のフューエルラインに巻きつけました。 装着数は2連で約15cm
ほど離して付けています。NOTEの場合フューエルラインとスロットルボデイ
が近接しているため、磁力は(強力な場合だが)近づけない方が良いとディーラー
で言われたので、念のためこの位置に装着しました。
その関係もありエンジンから離れた場所になったためか、残念ながら効果があま
り実感できませんでした。 SEM・Vの磁力はそれ程強力なものでないので、
もう少し近づけても良かったかもしれません。 最近リリースされたSEAMの
エナジーがマルチという事なので、このフューエルラインにも利用すればもっと
違う効果が体感できるかもしれません。




G.エンジンヘッド(タイミングベルト上)に「SEAM」4連を装着。

 NOTEの場合ヘッド部の中央には手が入らないため、この部分に装着しまし
たがNOTEにはお勧めのポイントです。 SEAMの特性もあり、装着後まも
なく効果が現れ、剛性アップには欠かせませんね。アイドリング時のエンジン音
も静かになりスムース感が出ています。(エンジンオイル交換直後の感じといえ
ば分かりやすいでしょうか)






NOTEの総合インプレ
 NOTEは車重も軽く、「ビュンビュン系」と言われているように「スモール
コンパクト」としてはなかなか良く出来た車ですが、最初はボデイ剛性の弱さに
関しては閉口しました。
フロア部(下回り全体)が「ブルブル」と震え、それがステアリングに伝わり気
持ち悪く、また小さな段差ではあまり感じないのですが、大きな段差になるとと
たんに「ドタン・バタン」と破綻してしまう有様でしたが、今回Tune Ch
ipの装着でその「弱点部分」を完全に修正する事ができてとても喜んでいます。

SEM・Vは勿論ですが、中でも「SEAM」の完成度がとても高く、剛性系だ
けでなくマルチに使えるという点においても使いやすいチップだと思いました。

特に「ホイール」と「ウオーターライン」に使用したときは「感動モノ」で、一
度試してみれば誰もが1時間もしないうちに違いが分かると思います。

今後「SEAM版」での「フューエルライン」や「BLB」の登場があれば、ま
た試してみたいと思っています。